ブログ
今回は「「鍛造(たんぞう)結婚指輪」の鍛造って何?」、「鍛造(たんぞう)指輪の強度について」に引き続き、バンビジュエリーの鍛造の指輪の作り方をご説明いたします。
50年以上、鍛造の結婚指輪をつくり続けているバンビジュエリーの鍛造製法は、専用の設備があるファクトリーならではの作り方。
創業88年のグループ会社・バンビの金属加工技術を活かして作っています。
皆さんが想像する鍛造づくりとは、少し違った方法なのではないかと思います。ぜひご覧ください♪
☆バンビジュエリーについてはコチラ☆
☆バンビジュエリーの結婚指輪ブランド一覧はコチラ☆
☆テレビや映画に衣装協力しています。詳しくはコチラ☆
鍛造(たんぞう)は「鍛造(たんぞう)って何?」でご説明したとおり、金属を鍛えることによって、抜群の強度と美しさを持ったリングを作りあげる工法です。
この“きたえる”作業、実は素材の「下ごしらえ」の段階から始っています。
一般に多く流通している結婚指輪や婚約指輪は、チョコレートのように金属を溶かして型に流し込んで作る、鋳造(ちゅうぞう:キャストとも言います)製法で作られています。
鍛造(たんぞう)はそれとは異なり、特別な設備で強い圧力を加えて、地金(じがね:プラチナや金などの材料の金属のこと)をしっかりと鍛えます。
そうすることにより、素材の強度がより高くなり、傷がつきにくく、丈夫で変形しづらい結婚指輪を作る事が可能になります。
この作業には金属の中の気泡を抜く効果もあり、なめらかで美しい仕上がりになります。
例えるならば、ウドンを打つ際に生地をこねたり、踏んだりして中の空気を抜く作業に似ています。
こうして鍛えられた金属でなければ、この後のたくさんの工程に耐えられないので、非常に重要な工程と言えます。
その後、鍛えた金属をさらにプレスして延ばし、成型します。
金属には叩いたり延ばしたり曲げたりすることで、硬くなる性質があります。
そのため、より強度が高まります。
バンビジュエリーでは鍛造(たんぞう)の結婚指輪を「カット」と「プレス」という、2つの方法で作っています。
板状に成型した金属材料を、ドーナツ型に抜きます。
そのドーナツ型の金属を起こしてリング状にします。
このようにドーナツ型の金属から作られているので、継ぎ目がまったくありません。
指輪の形になった金属に、ダイヤモンドでできた道具で表面のデザインを削りだします。
この削りだされた模様を「カット柄」とバンビジュエリーでは呼んでいます。
写真では機械が自動的にやってくれるように見えますが、柄入れのタイミングやセッティング位置などは、人間の熟練の技が必要です。
最後に仕上げのポリッシュ(磨き)を行います。この工程も、人の手によって行われます。
特に指輪の内側は、より滑らかで着け心地が良くなるように仕上げています。
こうして出来上がった、カットリングには次の3つの特徴があります。
キャスト(鋳造)製法では制作が難しい、シャープな形を作り出す事が可能です。
「プレス製法」はカット製法とは、また少し違う作り方をしています。
金属の板をプレス機にセットし、大きな圧力(数十トン)をかけて、指輪を広げた形に抜きます。
1の指輪の形になった金属から、はみ出た余分な部分を取り除きます。
その後、叩いて曲げて指輪の形にし、継ぎ目を接合します。
曲げるために金属を一度、熱して柔らかくします。プレス製法専用の金属を使用しているため、最後は高い強度の指輪になります。
カットリングと同じように最後に仕上げのポリッシュ(磨き)を人の手によって行います。
こちらもなめらかで、着け心地の良い指輪に仕上がります。
このようにバンビジュエリーでは、現代的な機械設備と人間の手による熟練の技を組み合わせて指輪をお作りしております。
プレスリングには次の3つの特徴があります。
鍛造(たんぞう)製法はカット製法のような直線的なデザインが多いと思われがちですが、プレス製法ではキャスト(鋳造)の指輪に近い、曲線的なデザインも可能です。
これから長い時間、身につけるマリッジリング。
だからこそ、特に3番の「なめらかな着け心地」は店頭でお試しいただきたいです♪
ぜひカットリングとプレスリング、両方の着け心地を確かめてみて下さい。
複数回にわたってバンビジュエリーの鍛造指輪についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
このブログの下に表示される、鍛造結婚指輪のブランドもぜひご覧ください。
皆様が素敵な結婚指輪・婚約指輪に出会えることを祈っております。
katamu
Petit Marie Bridal collection
Honey Bride
TOWAIYOU
Tomo me
IMMORTAL MAULOA COLLECTION
IMMORTAL TOKOTOWA COLLECTION